関税削減!ベトナム・EU FTA 2020年8月1日発効する予定です!!
ベトナム・EU間のFTAが2020年8月1日に発効する見込みです。 ベトナムはこれで、世界の主要なマーケットをFTAでカバーできる形となりました 。ますますベトナムを生産拠点にするメリットが高まりました。
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ベトナム・EU FTA 2020年8月1日に発効予定
ベトナムは2020年6月8日、EUとのFTAを国会承認しました。これにより発効後にベトナムからEUへの輸出品の71%の関税が、EUからベトナムへの輸出品の65%が即時撤廃されます。また、10年かけて双方の輸出品の99%の関税が撤廃されます。早ければ、2020年8月1日に発効する見込みです。
ベトナムが締結しているFTA
ベトナム・日本EPA:2009年10月
ベトナム・韓国FTA:2015年12月
ベトナム・EU FTA:2020年8月発効予定 ⭐️
今まで、「ベトナム→日本→EU」のサプライチェーンを組んでいた日系企業であっても、今後は「ベトナム→EU」の選択肢が加わります。
ASEANのFTA
ASEAN:ブルネイ・シンガポール・マレーシア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・カンボジア・フィリピン・タイ・ラオス
ASEAN・日本
ASEAN・インド
ASEAN・韓国
ASEAN・中国
ASEAN・豪州+ニュージーランド
TPP11:メキシコ・日本・シンガポール・ニュージーランド・カナダ・オーストラリア・ベトナム(ブルネイ・チリ・ペルー・マレーシア)
ベトナム・カナダ
ベトナム・メキシコ
まとめ
ベトナムとEUのFTAが発効することで、ベトナムは、日本、韓国、中国、東南アジア、オセアニア、メキシコ、カナダとほぼ世界の主要な市場にFTAを活用した貿易が可能となりました。
これにより、ベトナムが世界のサプライチェーンのハブとなる可能性が非常に高まっています。
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