関税は削減できます!
- 2019.06.26
- 関税
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あなたの会社では毎年いくら関税を支払っていますか?
あなたの会社では、関税を毎年いくら支払っているか把握していらっしゃいますか?結論から申し上げますと、実は、かなりの確率で関税は減らす事が出来ます。
日本の企業様は税金となると払わなければいけないって思われていることも多く、関税も税金の一つなので、そもそも言われた通り、お国に支払うものと考えていらっしゃる企業様はたくさんいらっしゃいます。
また、乙仲業者に輸出入を任せていらっしゃる企業様がほとんどなので、言われるままに関税の費用も含めた手続費用を彼らに支払っているケースが多々あります。乙仲業者は自分達の支払う税金ではないので、適用されている関税の料率を下げるインセンティブがありません。
従いまして、関税を減らそうと思ったら、乙仲業者に丸投げではなく、自分たちで支払っている関税額を調べる等、実態を把握する事が最初のステップになります。
欧米企業では、関税専門の部署があるのがほとんどです
一方、欧米諸国の会社は関税だけの専門部門があるほど、関税を重視しております。これは、彼らが関税をサプライチェーンマネージメントに必須なファクターとして認識しているためです。
欧米の関税部門は、どこから材料を持ってきて、どこで作って、どこへ売れば最も関税が安いかという事を日々研究しております。
実は、製造コストの削減より関税削減の方がインパクトが大きい
なぜなら、法人税等と違って、関税は「輸入仕入値」に直接かかる税金であり、利益に与えるインパクトが非常に大きいからです。
時には関税率10%が0%に削減可能になるので、これによって輸入仕入=材料費が10%変わるのです。
日本の企業は「一円でも安く作るにはどうしたらいいか」という製造費のコスト削減は日々行っていますが、大元の仕入値の一部を構成している関税を下げると言ったところは弱いというのが印象です。
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