RCEPの関税率削減スケジュールは国によってタイミングが違うので注意!
RCEPの関税率削減スケジュール
RCEPでは関税率毎年下がっていくが、下がる時が国よってちがいます!
日本
1年目 2022/1/1~2022/3/31
2年目 2022/4/1~2023/3/31
日本は2022年4月から2年目になります!
日本のHSコード毎のスケジュール表の詳細はこちらご参照。
中国
1年目 2022/1/1~2022/12/31
2年目 2023/1/1~2023/12/31
中国は2022年4月はまだ1年目です。
暦or年度で国よって違います。
日本は今年4月から2年目に入るので注意🥸
RCEP締約国毎の関税率削減スケジュール
2022/4/1 から2年目が始まる国は
日本
2023/1/1 から2年目が始まる国は
中国 韓国 オーストラリア ブルネイ カンボジア
ラオス マレーシア ニュージーランド
シンガポール タイ ベトナム
です!
今のところ4月スタートは日本のみなので要注意😲
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Author:S.I 投稿一覧
2002年筑波大学国際関係学類卒業後、空気圧機器の世界トップメーカーであるSMC株式会社入社。働きながら中央大学の社会人向けビジネススクールに通い2014年3月にMBA取得。2018年までの16年間、当該メーカーにて国際税務(特に移転価格)の経験を積み、多国籍企業の法人税節税に貢献(2018年7月に当該メーカーを退社)。国際税務を担当する中で、多くの企業が関税を無駄に払っている現実に直面。この問題を解決する一助として、独学でプログラミングを習得し、HSコードや関税率を簡単に検索できるサービス「HS CODER」https://hs-coder.com/ を公開、現在運営中。更なるサービス拡大を目指し、2018年10月株式会社ワッグワックを創業。また、2022年2月にフォワーダーのための関税削減アプリhttps://lp.tarifflabo.com/ を開発、公開。現在に至る。