関税削減!!韓国をFTAのバブとして活用しよう!!
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韓国は早くからFTAを主要国と締結しています。特に中国、EU、米国と結んでいるインパクトは大きく、韓国を輸出のハブとして活用している日系企業も多くあります。ぜひ韓国のFTAを活用できないか検討ください。
目次
韓国が締結しているFTA
アジア・アセアニア
韓国・シンガポールFTA:2006年3月
韓国・ASEAN FTA:2010年1月(タイ)
韓国・インド CEPA:2010年1月
韓国・オーストラリアFTA:2014年12月
韓国・中国FTA:2015年12月
韓国・ニュージーランドFTA:2015年12
韓国・ベトナムFTA:2015年12月
ヨーロッパ
韓国・EFTA FTA:2006年9月
(EFTA:スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン)
韓国・EU FTA:2011年7月
北米・南米・その他(中東)
韓国・チリFTA:2004年4月
韓国・ペルーFTA:2011年8月
韓国・米国FTA:2012年3月
韓国・カナダFTA:2015年1月
韓国・コロンビアFTA:2016年7月
韓国・中米5カ国FTA 2019年10月:ニカラグア、ホンジュラス、2019年11月:コスタリカ
韓国・トルコFTA
FTA活用の可能性
日本は中国とFTAを締結していない一方、韓国が中国とFTAを締結しているため、もし、多国籍企業で韓国に子会社があるのであれば、中国から材料や部品を日本ではなく、韓国に輸出し、韓国で製品を製造し、ヨーロッパやアメリカ、EUに輸出することでFTAの恩恵を存分に受けることが可能になります。韓国をハブにすることで、「韓国・中国FTA」、「韓国・EUFTA」、「韓国・米国FTA」を、活用することで企業は関税コストを抑え、国際競争力を得ることが可能となります。
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Author:S.I 投稿一覧
2002年筑波大学国際関係学類卒業後、空気圧機器の世界トップメーカーであるSMC株式会社入社。働きながら中央大学の社会人向けビジネススクールに通い2014年3月にMBA取得。2018年までの16年間、当該メーカーにて国際税務(特に移転価格)の経験を積み、多国籍企業の法人税節税に貢献(2018年7月に当該メーカーを退社)。国際税務を担当する中で、多くの企業が関税を無駄に払っている現実に直面。この問題を解決する一助として、独学でプログラミングを習得し、HSコードや関税率を簡単に検索できるサービス「HS CODER」https://hs-coder.com/ を公開、現在運営中。更なるサービス拡大を目指し、2018年10月株式会社ワッグワックを創業。また、2022年2月にフォワーダーのための関税削減アプリhttps://lp.tarifflabo.com/ を開発、公開。現在に至る。