日本での関税削減!!日米FTA 原産地証明書の書き方
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日米貿易協定(日米FTA)の原産地証明書の書き方について、今回は日本で輸入する場合の輸入者が提出する原産品申告書等の書き方を説明します。様式は任意で、英語か日本語で作成してください。
目次
日米FTAの原産地手続 輸入者自己申告制度
輸入者は、自らの知識又は産品が原産品であるとの輸入者が持つ情報に基づき、日本の税関に対し、関税上の特恵待遇(日米貿易協定の下)を要求します。輸出者や生産者は原産地証明書や申告文の作成は求められません。
日米FTA 日本での原産地証明書の作成方法
提出書類
・原産品申告書
・原産品申告明細書
・明細書の添付資料
様式
任意の様式で構いません。書類は日本語又は英語により作成します。
日米FTA 明細書の添付資料
完全生産品の場合
契約書、生産証明書、製造証明書、漁獲証明書等
原産材料のみから完全に生産された産品の場合
契約書、総部品表、製造工程フロー図、生産指図書、各材料・部品の投入記録、製造原価計算書、仕入書、価格表等
品目別原産地規則を満たす産品の場合(関税分類変更基準を適用する場合)
すべての非原産材料の関税分類番号と産品の関税分類番号との間に特定の関税分類番号の変更があることが確認できる事実
日米FTA 原産地証明書のサンプル(PSRの場合)
原産品申告書
原産品申告明細書
明細書の添付資料
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Author:S.I 投稿一覧
2002年筑波大学国際関係学類卒業後、空気圧機器の世界トップメーカーであるSMC株式会社入社。働きながら中央大学の社会人向けビジネススクールに通い2014年3月にMBA取得。2018年までの16年間、当該メーカーにて国際税務(特に移転価格)の経験を積み、多国籍企業の法人税節税に貢献(2018年7月に当該メーカーを退社)。国際税務を担当する中で、多くの企業が関税を無駄に払っている現実に直面。この問題を解決する一助として、独学でプログラミングを習得し、HSコードや関税率を簡単に検索できるサービス「HS CODER」https://hs-coder.com/ を公開、現在運営中。更なるサービス拡大を目指し、2018年10月株式会社ワッグワックを創業。また、2022年2月にフォワーダーのための関税削減アプリhttps://lp.tarifflabo.com/ を開発、公開。現在に至る。