グループ間取引の関税について
- 2020.01.29
- 関税
目次
1. 黒字リストラの前に関税削減!!
- 黒字リストラする時間があれば、まずは関税削減を検討すべき!
- 連結決算の会社は売上原価への効果が1.8倍も!?
- グループ間取引がある会社は、関税削減の可能性と即効性大!!
2. 安易な関税削減はダブルで課税される!!
- グループ間取引の関税削減は要注意!
- グループ会社との取引価格を下げることで関税削減しちゃダメ!!
- 結果、親会社と子会社のダブルで課税されます。。。
3. 移転価格調整金を払った場合の関税払い漏れに注意
- 移転価格調整金を払った場合は、法人税はその分減りますが、関税が増えるので注意!
- 移転価格調整金を受けた場合は、法人税はその分増えるので、関税の還付を受けたいところだが、、こちらは争いあり!!
4. アンチダンピング関税に気をつけろ!
- 親会社の移転価格課税だけでなく、子会社のアンチダンピング関税も注意!!
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Author:S.I 投稿一覧
2002年筑波大学国際関係学類卒業後、空気圧機器の世界トップメーカーであるSMC株式会社入社。働きながら中央大学の社会人向けビジネススクールに通い2014年3月にMBA取得。2018年までの16年間、当該メーカーにて国際税務(特に移転価格)の経験を積み、多国籍企業の法人税節税に貢献(2018年7月に当該メーカーを退社)。国際税務を担当する中で、多くの企業が関税を無駄に払っている現実に直面。この問題を解決する一助として、独学でプログラミングを習得し、HSコードや関税率を簡単に検索できるサービス「HS CODER」https://hs-coder.com/ を公開、現在運営中。更なるサービス拡大を目指し、2018年10月株式会社ワッグワックを創業。また、2022年2月にフォワーダーのための関税削減アプリhttps://lp.tarifflabo.com/ を開発、公開。現在に至る。