HSコードとその構成について
- 2019.09.27
前回ご紹介したFTA適用条件の調べ方では、主に3つの資料(特に譲許表)から関税率を調べていく方法をご説明しましたが、今回はそもそもその前提となる種々ある産品毎に決まっているHSコードについてご説明します。
FTA・EPAを活用すれば、関税を削減できます!
前回ご紹介したFTA適用条件の調べ方では、主に3つの資料(特に譲許表)から関税率を調べていく方法をご説明しましたが、今回はそもそもその前提となる種々ある産品毎に決まっているHSコードについてご説明します。
経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)には、条約の締約国内で生産された産品の関税を削減、撤廃するメリットがあり、このメリットを享受するためには、当該産品の原産性を証明する必要があります。
先日、アメリカと中国間の貿易戦争で双方に関税率を上げている事実をお伝えしました。やはり、既に多くの企業が対策に追われているようです。ただ、意図してか、意図せずか、ベトナムでの原産性を偽装しているケースが非常に増えているようです。
EPA(経済連携協定)を活用して関税を削減しようとする際に気を付けなければならないことの一つに、輸出入しようとする貨物の「原産性」があります。この記事では、「原産性」とは何かを説明します。
テーブルナイフのHSコードが分かったら、次は関税率の確認です。まずは、輸入国が日本の場合の一般的な関税率の調べ方です。
関税削減にはまずHSコードの特定が必要と申し上げましたが、どうやって貴社の商品や材料のHSコードを特定するか、その特定の仕方について、ここでは具体例を使って説明致します。
どうやって関税を削減したらいいのか?ここでは、関税を削減する手順を簡単にご説明します。